自営業夫婦は今日もゆく

夫婦で自営業しながら0歳児を育成中。めまぐるしい日々をおもしろおかしく残したい。

食べる事は生きる事

12月2日、娘のハーフバースデーだった。朝起きて携帯を見ると母から「じいちゃんが亡くなった」と連絡が入っていた。「今日かぁ…」「ついにかぁ…」と思った。心の準備はできていたけど寂しい気持ちになった。じいちゃんを亡くすのは14ヶ月ぶり2回目。昨年の10月に父方のじいちゃんも天国へ行った。

 

父方のじいちゃんが亡くなった頃に娘がお腹に来たのが分かって、6月に無事誕生。そして娘が6ヶ月になる日に母方のじいちゃんが亡くなった。まるでひ孫の誕生を2人で支えたかのよう。不思議。きっと元気な姿で会えたら可愛がっただろうに。きっと2人のおかげで可愛くて元気な娘に会えたんだろうなぁ、と。感謝でいっぱい。スピリチュアルな事は信じないけど、2人から沢山のパワーをもらって今娘が存在している気がします。

 

そんな日に、私は親知らずを抜き、拳くらい腫れたほっぺを未だに抱えています。10分で食べ終わるご飯も1時間くらいかかって、途中から冷めるし疲れるしで全然食べれない。食べたいのに、食べれない。

 

食べたい物を食べたいように食べれるのがどれだけ幸せなことか。

 

棺に入ったじいちゃんはほんとーーにシワシワのカラカラで、全てをやり尽くした感じで。その姿を思い出すとより一層、好きな物を食べれる事は、幸せな事だな〜と。施設にいて好きな物を食べれなかったじいちゃん。延命治療はしない方針で、自力で食べれなくなったらそれ即ち死という事。食べるという事は生きるという事に直結している。

 

私の記憶に一番残ってるじいちゃんはもっとふっくらしてて。

写真に演歌にお酒に煙草に庭いじりに…趣味が多くて優しくて穏やかで、私が産まれた頃には還暦で退職してたから、忙しくする母の代わりにいつも子守りをしてくれていた。きっとじいちゃんが居なかったら母は働けなかったし、私も寂しい思いをしていたはず。

 

沢山の思い出を胸に娘を頑張って育てるぞ〜