阿佐ヶ谷姉妹ののほほん二人暮らしを読んだ。めちゃくちゃ面白くて、もう終わり？と悲しくなった。辞書くらいの厚さがあっても一気読みできたと思う。特に盛り上がりとかは無く、ただおばさん2人の日常が書いてあるだけなんだけど。でも、日々の生活なんてそんなもんで。日常がただ続いていて、その中の変な事とか不思議な事とかハプニングとかを笑い合ったり共有して生活していく事が実は一番幸せな事だったりする。派手な飲み会とか高価な食事とかも良いけど、好きで大切な人と何気ない毎日をやっていけるってすごい幸せだよな、って思う。
我が夫婦も阿佐ヶ谷姉妹に負けず劣らずののほほん二人暮らしをやらせてもらっている。ありがたい。
夫は阿佐ヶ谷姉妹でいうところのエリコさん的な感じで一緒に暮らして一緒に仕事もしているのに、休みの日も「今日は一緒にどこ行く！？」と尻尾を振っているし「今日のお休みは別々に過ごそう」と言うとシュンとする。いやいや、もう十分毎日一緒にいますやん、と思うけど、それでも一緒に居たいらしい。これは完全なる犬タイプだ。5年以上一緒にいて確信に変わる。こいつは犬。人間に似た犬です。
連休も一緒に24時間過ごして最終日とかにいよいよもう家の中でも別々に過ごしたいわ〜と寝室に行くと何故かついてくる。なので、リビングに移動しようとするとまたシュンとする。リビングから毛布を取りに寝室に行くと「やっと来たんですか！？」と言わんばかりの笑顔を向けてくる。犬より犬やん。犬もそんなに喜ばんで、きっと。
そんな夫を振り切って（ミホさん的に言うと撒いて）今日は1人でコメダ珈琲に来ている。1人の時間も大切です。
