自営業夫婦は今日もゆく

夫婦で自営業しながら0歳児を育成中。めまぐるしい日々をおもしろおかしく残したい。

椎木、聞いてるか。

椎木、聞いてるか。今日カラオケで18歳よを歌った。「指も入れ慣れた部屋」とかいう歌詞があった。椎木は今でもこれを超える歌詞を書けるのだろうか。女子中高生をターゲットとする流行りバンドになったからきっと無理だよな。

 

「明日のレポートが」とか言ってる自分より年下の奴らがいるライブハウスで、接吻とフレンドを聞いて、同棲もしたことないような奴らにこの歌の何が分かるんだ?と思って以来もうライブに行ってない。

 

いろんなことが変わっていく。

 

20代後半から肌質が変わるとか、痩せにくいとか、何歳か分からないくなるとか、全部 迷信だと思ってたけど、ほんとなんだよ。こんなに自分が世間一般のベルトコンベアに乗ってると思ってなかったけど、全部ほんとだった。

 

20代後半になってから20代前半の「凄さ」を実感する。なんなんだ、あの20代前半の無鉄砲さは。もうすごい。勢いとかスピード感とかフレッシュ感とかもう全てがすごいじゃん。なんなのあれ。すごいよ。26歳がこんな事を思うんだから、きっとこの先この事実がもっともっと色濃くなっていくんだろうな。

 

本当に怖いものなしってああいう事だと思う。自分含め。無知で当然だからぶっちゃけ何しても許される。知らなくたって間違ったって「若いのに行動してて偉い」ってことで何か知らん人が代わりにやってくれたり教えてくれたりする。

 

けど20代後半に同じことしてみてよ。「世間知らずの大人」になっちゃう。というか「世間知らずの大人って思われちゃうよな」って思って行動できなくなる自分がいる。

 

ファミレスで高校生とかが騒いでると「何なのあいつら?」みたいになってた20代前半。今思うとあれはまだ高校生と同じ土俵にいたから腹が立ったんだと思う。今はもう「楽しそうでいいね」としか思わない。「元気がある学生がいる日本の未来は明るいな」とさえ思う。同じ土俵にいると思ってないんだよね。何か親目線というか。変わった。

 

もう髪も一生黒髪でいいと思う。毎日伸びる消耗品にお金かけたくない。ネイルしないのも同じ理由。昔は髪の色を抜くことに必死こいてたのに。

洋服も毎月3万は絶対にかけてた気がするけど、今はそんなにかけたくない。着やすい物とか確実に着るものしか買わない。同じ組み合わせを数日続けて着たりする。昔の自分が聞いたら失望されそう。

車も大きくてかっこいのが良いって思ってたけど数年運転してみて自分に運転のセンスがないのは充分に分かったからもう利便以外で車を選ぶ理由がない。

家もおしゃれじゃなくていい。生活できれば良いんだよ。一人暮らしの時の自分、そんなにデカくて場所だけ取る家具を買うな!!!!家電も買うな!!!!一人暮らしなんてレンジとフライパン1つで充分なんだよ......きっと教えても聞く耳を持たないだろうけど。それが20代前半だから。

 

20代前半はとにかく自分が気持ち良ければそれで良かった。10万入ったボーナスを1週間で溶かしても自分がハッピーなら良いし、大きな挑戦する時にビビっても「まあ、死ななきゃ良いか」と思ってた。でも今は将来の子どもとかを考えたら10万は投資信託に回したいし、自分以外の誰かを死なせない方法を必死で考えてる。

自分以外を生かすプレッシャーがすごいんだよ。自分がお腹が空くのなんてどうでも良いけど、我が子がお金無くて大学に通えなかったら....とか考える。まるで次元の違うビビり。

 

大人になればなるほど悩みとか怖いものって物って無くなると思ってた。だって、「付き合うと別れが来るから付き合いたくないけど、好きだから付き合いたい」みたいな馬鹿な悩みが一生続くとは思えなかった。でも、種類を変えて角度を変えて悩みはずっとある。だからきっと50歳には50歳の悩みがあるんだと思う。50歳の自分、何に悩んでるんだろう。