昨日テレビでバレーボール日本代表の大友愛さんの密着番組がやっていた。長女が生まれてからも現役に復帰して、2歳の娘に月1でしか会えない時期があったと。
その娘は15歳になって母と同じようにバレーボールで忙しい日々を送っていると。
その娘さんがどんな気持ちでバレーボールに打ち込んでいるかは分からないけれど。
私の母も仕事で忙しい日々を送っていた。年末年始も関係なく働き、夜勤もあった。帰宅してからも電話が鳴って仕事に戻ることもあった。看護師だった。
寂しい思いをした日もあった。
保育園の窓から母の車を探す日。弟を迎えに行って誰もいない家に帰る日。
祖父が家に来てくれても、母といち早く会える外の駐車場にいたりした。
そんな自分が大人になって、
母のように忙しく仕事をするようになった。
母のように仕事に没頭する大人になった。
母のように働く自立した女性になった。
ふと。
「小さい頃の自分を納得させる為に仕事をしていないか?」
と思ったことがあった。
あの時、母が仕事に行って、寂しかった。
でも、母がしている"仕事"というものは素晴らしく楽しいもので。
「ああ、こんなに仕事って楽しいんだ」と大人の自分が思えれば、
寂しい思いをした小さい頃の自分も納得してくれるはずだと。
そう思いたくて、仕事してないか?